活動場所:フィリピン・ボホール島の離島・中山間地域

取り組み
一手法として、雨水を貯蔵し浄水できるタンクを建設することによって、地域住民に安全な飲料水の供給を行っています。また、それらの地域で、保健・衛生教育を行っています。

ボホール島の離島・中山間地域では、現在も安全な水が簡単に得られない問題があります。住民は安全な水を求めて、遠い給水所までわざわざ買い出しに向かい、金銭的に余裕がない住民は、海水混じりの水や汚れた水を使わざるを得ません。不衛生な水により、子どもの感染症が蔓延してしまいます。

活動の成果
現在までに、4つの地域に貯蔵タンクを建設しました。それにより、約200家族/1000名、3学校に、安全な飲料水の供給を行うことができました(2021年12月)。 また、2021年にフィリピンを直撃した台風22号の災害時には、一時的な水不足となりました。ですが、貯蔵タンクにより、台風直撃後から約2週間もの間、飲料水が必要な方に利用されました。