先日9月29日、私たちはバコロド市にてとある財団の支部設立式に招待いただきました。

財団の名前はVirlanie foundation。フィリピンには貧困や虐待など社会的な理由で家を失った児童が数多くいます。彼らに基礎的な教育、衛生教育、職業訓練などを提供し、その社会進出を促すのがこの支部、Open Day Centerの目的です。

私たちがVirlanie財団と接点を持ったのは、バコロド市Social Developmental Center、通称SDCを訪問した折でした。日本からのボランティア生3人とともに児童との交流に訪れたSDCは、少年院と孤児院の機能を併せた施設です。窃盗や薬物などの罪を犯した児童を収容すると聞いて警戒していた私たちを出迎えてくれたのは、信じられないほど屈託のない笑顔でした。そしてそこでボランティアとして勤務していたSara氏こそが、Open Day Centerの代表を務められているのです。

マニラにある本部の代表Dominique氏、バコロド市長補佐、SDC出身の若者など多くの人の謝辞、会場いっぱいに押し寄せた人々からはどれほどこのプロジェクトが期待されているのかが伺えます。またフィリピン人と財団に敬虔なキリスト教徒が多いためか、設立式は神父の祈りに始まり、設立にあたってゲストから送られる祝いにも少なからず祈りや神への感謝が。設立者Dominique氏の母国フランスとフィリピン、いずれも熱心なキリスト教国だからこそなし得る堅いつながりが感じられました。イカオ・アコの目的は児童福祉ではありませんが、フィリピン社会に貢献したいという志は同じ。これからも互いの健闘を祈り、またよい関係を長く築いていきたいものですね。(中山)