農場見学

2017年7月20~21日にかけて、地球環境基金の活動の一部として、Guimbalaon Organic Farmers Association (GOFA)のメンバー20名を対象に、チームビルディング研修を行いました。

有機農業を通して、化学肥料や農薬を使い、収益性の低いサトウキビ栽培に依存した生活からの脱却を目指す本プロジェクトに参加しているメンバーは、自分たちの生活を改善するために、意欲的にこのプロジェクトに参加しています。このチームビルディング研修では、活動の意味や団体の目的を明確化し、メンバー一人ひとりのモチベーションを高めることによって、団体の団結力を高めることを目標として行いました。プロジェクトの成功するかどうかには、個人個人のやる気・コミットメントはもちろん、団体の運営能力に左右されることが大きいためです。

セミナーでは、一人一人がプロジェクトに対する期待を話したり、メンバーへ質問をしたりすることで相手の気持ちを知ったりするワークショップをしました。盛り上がったところで、5月に行ったアンケート調査の結果からプロジェクトの目標値を出し、メンバーそれぞれがどの程度コミットするかを決めてもらいました。例えば、有機農業を行う土地の拡大については、全体で5ヘクタールの拡大を目標としていますが、20名のメンバーがそれぞれどのくらいの面積を拡大できるか出し合って、調整しました。また、夜はお楽しみのゲームなどで、盛り上がったのち、お互いの不安について出し合い、その不安が実際に起こった時の対応方法についても話し合いました。

翌日は、このプロジェクトの一つの重要ポイントである堆肥の生産について話し合いました。まず、プロジェクトリーダー(PL)の倉田が、たい肥の作り方や効用について講義を行った後、身近で得られる堆肥の原料を出し合い、調合割合を決め、その調達方法について話し合いました。コーンポストの持続可能な生産こそが、有機農業の基盤となるため、今後もメンバー通しで話し合いを重ね、生産が途切れないように注意していきたいと思っています。

最後に、セミナー会場の近くの有機農業で成功している農家の農場を視察し、研修はお開きとなりました。最初は緊張気味の参加者でしたが、終了時には笑顔がこぼれていたことから、本研修の成果が伺われました。メンバーが一致団結して、本プロジェクトに取り組んでいってもらいたいです。

(倉田)