私、タジマは11月18日をもって、イカオ・アコのインターンシップを卒業致しました!

2016年、大学3年生を終えて一年休学し、同年4月3日から現地でおよそ8か月間インターンシップをさせて頂きました。涙あり、笑いありの濃い8か月だったと思います。一年間大学を休むというのは勇気のいる事でしたが、帰国した今、自分の現地での出会い、発見、経験を思い返すと、卒業は友達とズレてしまったけれど「する価値は十分にあった!」と感じています。

フィリピンと日本…..同じアジア圏内でご近所さんみたいなものですが、文化や生活スタイル、国民性や気候など日本とは異なる点が沢山あります。渡比が3度目の私ですら、いざ長期で滞在するとなると初めは戸惑う事も少なからずありました。現地の方々は英語を流暢に話しますが、本来彼らの母国語は(ネグロス島では)イロンゴ語。中々和に入れず、寂しい気持ちになった思いも何度かありました。もっと仲良くなるためにはどうしたらいいかといつも考えながら行動し、彼らの言語を学んだり、生活スタイルを彼らに合わせたりする努力もしました。「私は日本人だから」というプライドをなるべくなくして彼らに接するように心がけました。徐々に彼らが話すジョークも理解できるようになり、友達も増え、日本から来た人たちには「現地の人に交じってても違和感が全くない!」とまで言われるようになりましたよ(笑)

仕事に関する価値観も日本人とフィリピン人とでは全く異なるので、初めは少し驚きました。良い意味でも悪い意味でもフィリピン人はマイペース。締め切りの期限が近づいてもペースを崩さずゆっくり仕事をするので、私一人であたふたしていた事もありました(笑)ただ、イカオ・アコは日本のNGOなので、こちら側に少しは合わせて頂かないと困ります。どうすれば日本人もフィリピン人も気持ちよく仕事ができるか、どうすればこちら側の要求をきちんと理解してもらえるかを考えながら実行でき、日本に居たら中々できない経験が現地で出来て良かったと思います。

私は現地で、オフィスワークから植樹活動のような泥臭い仕事まで幅広くさせて頂きました。日本からお客さんが来た時には、彼らの体調管理や通訳、イカオアコやフィリピンについて説明するなどのガイドさんの様なことをする機会もありました。毎日忙しく走り回って疲れてしまったり、初めてすることばかりで戸惑ったり……決してインターンの仕事は楽なものではありませんでした。しかし、ここまでやり遂げられたのには理由があります。それは、周りの人が「私は決して無力ではなく、価値のある人間なんだ」と教えてくれたからです。例えば、一緒に働いてくれた仲間は、「あなたという存在がいて良かった。感謝している。」と話しくれました。また、日本からやってきて、私が滞在期間お手伝いさせて頂いた方々も、「タジマさんがいたから気持ち良く過ごす事ができた。ありがとう。」とメッセージを残してくれました。こう言った温かい言葉を沢山頂けたから、私も一生懸命がむしゃらになれたんだと思っています。私をこうして成長させてくれた、日本にいる後藤先生や麻里さん、現地の仲間たち、日本から来てくれた全ての人たちに感謝しています。

8か月間、本当にありがとうございました。素晴らしい経験が大学生の間に出来て幸せです。これから就活をして、来年には社会人になりますが、ここで感じた気持ちや経験を忘れず頑張りたいと思います。