先日、約1カ月半の短期インターンを終了しました平栁です。

私がイカオ・アコでの短期インターンに参加した理由は、2つあります。1つ目は、今春から国際協力関係の会社で働くため、卒業前に少しでも海外の現場に足を運んでおきたかったからです。もう1つは、私自身が大学院で研究してきたコミュニティ・ツーリズムについて、海外の事例の調査をしたかったからです。この1カ月半の間、ボホール島でのJICAプロジェクトを見学させていただいたり、ネグロス島ビクトリアス市での観光関連のJICAプロジェクトにも同行させていただいたりしました。インターンが終了した今、これらの経験は本当に貴重なものであったと思います。

また、個人としてシライ市バラリン村のエコツーリズムについての調査もすることができました。バラリン村はシライ市の西側、イカオ・アコのオフィスから車で10分ほどのところにあります。バラリン村にはマングローブの森林を活用したエコパークが整備されており、訪問者は竹でできた散策路を歩いたり、途中のコテージや展望塔でのんびりしたりしながら、新鮮な空気や鳥のさえずりを楽しむことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

このエコパークはBAMPA(Balaring Mangrove Planters Association)という住民団体のメンバーによって保全されています。イカオ・アコはこのBAMPAと深い関係を持っています。BAMPAはパーク訪問者から入場料を徴収することで、住民の所得の向上やマングローブ保全のための資金の獲得に成功しています。

 

また、メンバーはパークガイドの役割も担っています。インタビュー調査からメンバーである住民はエコツーリズムに関連する活動を通じて、個人の収入の向上や住民同士の繋がりの強化を実感すると同時に、自身の活動に対して誇りを持っていることがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

問題が全くないわけではないですがこのバラリン村での事例は、観光が地域の持続可能な発展に繋がっている一つのモデルだと思います。どのようにしたら地域住民が自律的、継続的に観光まちづくりに携わっていくことができるのか、という1つの答えがここにあるのかもしれません。

 

最後にインターン期間中にお世話になった、イカオ・アコのスタッフの皆様、そしてネグロス島、ボホール島の人々に感謝申し上げます。豊かな自然とともに生きるフィリピンの人々はとても親切で魅力的でした。プライベートで訪れるのはもちろんですが、いつかフィリピンの人々とまた仕事ができればと思います。

Salamat sa pag atipan sakon ! / Salamat sa pag atiman nako !