現地インターン研修生日記①
私は6月中旬から約半年間、Ikaw-Akoにインターンシップ研修生として活動しています。
私は2年前にカンボジア、1年前にフィリピンのボホール島で、2週間のワークキャンプに参加していました。短い滞在期間ではありましたが、日本とは違う環境に身を置くことで、その国の良さとともに自国の良さにも改めて気づかされました。
多くの日本の学生にも、“海外での学び“を感じてほしいと思い、スタディツアーを企画しているIkaw-Akoに興味を持ちました。また、環境保全活動を通してフィリピンと日本の友情を育てるという考えにも強く共感し、Ikaw-Akoに応募しました。
フィリピンの良いところは、笑顔溢れる人々やマングローブなどの豊かな自然です。ネグロス島にはサトウキビ畑が広がり、市場には人が溢れ、島全体が活気に満ちている印象を受けました。さらに、教会や古い建物もあり、歴史情緒あふれる街です。
そんな素敵なネグロス島シライ市で活動する私ですが、英語は得意ではないです。しかし、スタッフや団体のメンバーは親切な人ばかりで、私の英語を理解しようと一生懸命になってくれます。英語だけでなく、ネグロス島の言語であるイロンゴ語も少し教えてもらいながら、現地の人とコミュニケーションをとっています。
そうした中、先月の27日にシライ市長の退任セレモニーで簡単な挨拶をさせて頂きました。多くの人達の前で、つたないイロンゴ語の挨拶は緊張しましたが、温かい拍手で迎えて頂きました。9年も任期を務めあげたオチ市長。実際にお会いできたことを誇りに思います。
活動の中心であるマングローブ植林は、楽しいアクティビティであるとともに、毎回自然の雄大さに圧倒されます。現地の環境保護団体も多く存在していて、仲間がいることで頑張ることができます。
いろんな人達と一緒に活動するため、たくさんの出会いがあって、毎日充実した日々を送っています。これからIkaw-Ako国際研修センターに来るスタディツアーの人達との活動も楽しみです。
この自然を守るためにフィリピンの人達と一緒に、できる限りのことをしていきます。そして、自分の学びへもつなげていきたいと思います。