5カ月間のインターンシップを終えて

2016年6月から11月の5か月間、Ikaw-Akoでインターンシップさせていただきました。

私は大学4年次を休学し、NGO団体の活動を知るためにIkaw-Akoのインターンシップに申し込みました。

このインターンシップでは沢山の経験を得ることが出来ました。主に日本人生徒の受け入れサポートをしていましたが、その中で自分のアイデアを形にしたり、生徒たちの前でIkaw-Akoについて説明したり、通訳みたいなこともさせてもらい、新たに自分ができること、逆に苦手なこと、まだまだ力が至らない所を発見することが出来ました。

最初は海外滞在に不安を感じていましたが、こっちに来てしまえば、不安は消えて、自分の出来ることに一生懸命取り組むことが出来ました。滞在中は危険な目に遭うこともありませんでしたし、Ikaw-Akoのスタッフは本当に親切な方ばかりだったので、毎日楽しみながら仕事をすることが出来ました。

インターンシップとして、業務を任されます。その業務に対して、自分ができることをすべてやりつくしました。また、毎週Ikaw-Akoの活動に参加してくださる日本から様々な学生や社会人の方たちとの出会いや、フィリピン人スタッフや植林メンバーとの会話の中で、沢山の刺激を受けました。毎日そういう感じで、刺激をもらいながら、目の前のことに一生懸命になれる日々は、私にとって宝物となりました。なぜなら、日本にいると、大学の勉強、サークル活動、アルバイトなど、学生であっても毎日が目まぐるしく過ぎ、情報量も多く、作業を”こなす”ような日々になってしまっているような気がします。何が自分にとって大切なのか、自分が何がやりたいのかわからなくなっていましたが、このインターンシップで、私が大切にしたいものが具体的に分かりました。

また、将来海外で働きたいと考える自分にとっては、このインターンシップでさらに海外の魅力を知れたとともに、海外で働く大変さも感じることが出来ました。日本で”海外で働きたいけど、難しそう、、”と頭を悩ませていた時間はもったいなかったと思います。なぜなら、海外に来てしまえば、自分の目で、自分にできるかどうかを確かめることが出来ます。そして案外、自分で考えていたよりも実現可能なことが多いのではないのでしょうか。そのことを試しにやってみることが出来るのが「インターンシップ」です。このような貴重な体験をさせてくれたIkaw-Akoには感謝しきれません。

最後に、国際協力と言うと、日本からその国に対して何か支援をすることが思い浮かぶと思います。支援することには変わりないですが、私の中では現地の人たちと一緒に活動に参加し、一緒に考えていくことが大切であると考えています。現地に同化してしまうのではなく、あくまで日本人のメンバーとして参加する立場が重要であると思いました。

このインターンシップを決めるときは、賛成し応援してくれる人もいれば、反対されることもありました。しかし、自分の意志に素直になって、フィリピンに来て本当に良かったと思っています。この経験や、人々との出会いは、これから私の人生の糧となるでしょう。Ikaw-Akoの皆さん、日本人学生のみんな、植林メンバー、英語の先生方、私に関わってくれたフィリピンのすべての皆さん、本当にありがとうございました!!!

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