住民の生計向上支援

イカオ・アコでは、植林活動を地元の住民団体と一緒に行っています。そのため、活動の継続には、彼らの収入の安定が欠かせません。なぜなら、自分達が食べるものもない状態では、環境活動に取り組むことができないからです。このような理由から、イカオ・アコは、各団体に対して、様々なアプローチから、環境に負荷の少ない生計向上支援事業(技術指導及び原資の供与)を行っています。

養豚・バイオガス・有機農業事業

豚舎で生まれた子ブタたち

豚舎で生まれた子ブタたち

シライ市ランタワン村のLAFAでは、2013年に「JICA草の根事業」において、有機の養豚事業を始めました。エサには、オーガニックのものを使用しています。

そして、2014年に「地球市民財団」の助成を受けて、兼重ファーム財団の技術支援を受けながら、バイオガスプラントを建設しました。豚舎からでた排泄物をこのプラントに溜め込み、発生したガスを食品加工施設で料理に使う予定です。ガスを発生させた残りのかすは、スラッジと呼ばれ、これは有機肥料にもってこいです。これを隣の畑で利用し、有機農業を行っています。

 

バイオガスプラント

バイオガスプラント

段々の畑地

段々の畑地

地鶏の養鶏事業

シライ市パタッグ村のBAFAでは、2013年に「JICA草の根事業」において、地鶏の養鶏事業を始めました。地鶏は、ブロイラーとは異なり、肉が絞まっていてダシが濃いと評判です。餌となるキャッサバを周りに植え、竹で囲った養鶏場の中を自由に歩き回れるようにしています。

カキの養殖事業

シライ市バラリン村ボンゴール地区では、カキの養殖事業を始めました。干潟に竹をさし、カキの殻やプラスチックのかけらなどを結びつけておくと、カキが自然について増えていきます。バラリン村のシーフードレストランや、直接買いに来る町の消費者に販売しています。収入の1/3は、養殖場の拡大、1/3は、団体の運営費用に貯められ、活動の持続性を保っています。