イカオ・アコは現在「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」の助成を受け、組織基盤強化事業に取り組んでいます。
その一環で名古屋NGOセンターさんに伴走支援をいただいております。
今年6月、伴奏支援をしてくださっている理事・事務局長の戸村京子さんと、村山佳江さんに、ネグロス島の視察に来ていただきました。

その時の様子を、名古屋NGOセンター会報「さんぐりあ120号(2019年11月号)」でご紹介いただきました。
以下、転載させていただきます。

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P.11 コラム
イカオ・アコの活動地(フィリピン・ネグロス島)へ同行視察
~マングローブ植樹・現地スタッフとのワークショップ等に参加して~
名古屋NGOセンター理事・事務局長 戸村京子

11コラムフィリピンでマングローブ植林を中心に活動する(特活)イカオ・アコの組織基盤強化のため、団体の中期ビジョンの策定や会員制度の再構築等の取り組みに、名古屋NGOセンターが伴走支援として加わることになりました(伴走支援についてはp13で詳しく報告しています)。

私はこれまでに数回、イカオ・アコの活動についてヒアリングをさせていただく機会があり、マングローブ植林やエコツーリズムなど環境保護と地域開発、さらに安全な水供給や有機農業への取り組みなど、その都度発展していく活動に深く関心を寄せてきました。

マングローブ・ウェディング

活動地視察1 マングローブ植樹
6月中旬に、イカオ・アコの新しい職員の木村さんや代表の後藤さんと共にフィリピンへ赴きました。早朝、これまで170万本が植樹されたマングローブの海岸・エコパークを見学して、私たちも苗木を植樹しました。

その後マングローブ林の中で、イカオ・アコの現地インターンだった北内美紅さんの結婚式が執り行われ、多くの地元住民の方たちからも祝福されました。マングローブ・ウェディングはイカオ・アコの環境保全のためのソーシャルビジネスの一つとして、これから広く募っていこうと計画されています。

活動地視察2 高地・山村の有機農業
翌日、山村方面へ行き、日本から技術移転したコンポスト・堆肥作りや野菜の育苗ハウス、イチゴ栽培など、有機農業が進められている数か所の畑に行きました。

ここではホームステイで学びながら楽しむアグリツーリズムも目指していて、かつての日本の農村に似た風景があり、さらに将来、都市の人々との交流も図る観光農業の先進地でもありました。

海岸部や山村農地の活動地を訪れて、環境を守り、住民の生活向上を目指す、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組 むイカオ・アコのビジョン・ミッションがよく見えてきました 。

現地スタッフとワークショップ
最終日には、イカオ・アコの事務所にて現地スタッフ含め13名で、ワークショップ『SDGsのためのフィリピンと日本の協働作業』が行われました。

「有機農業」「安全な水供給事業」「ソーシャルビジネス事業」と3分野で意見交換し、スタッフ各自が自分の仕事、将来の目標など具体的な意見を出し合いました。現地での組織基盤強化や中期計画・ビジョン策定へ向けて、ステップを踏みながら意見が集約されていきました 。

今回のイカオ・アコの活動地視察から、名古屋NGOセンターの伴走支援を含め、NGO同士が互いに学び合い協働することで、NGO活動のさらなる展開の可能性を感じました。

現地スタッフとのワークショップ

※組織強化支援コースとワークショップの様子も、村山佳江さんよりご紹介いただきました。
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P.13
イカオ・アコが「組織強化支援コース」にチャレンジ

フィリピン・ネグロス島で活動するイカオ・アコ。

国内の事務局体制を強化しようと、1月から中期計画の策定、人的基盤の強化、会員制度・市民参加の仕組みの構築に取り組みました。

5月には中心メンバーが集まり、中期ビジョンの策定にむけたワークショップを行いました。ここでの議論をもとに作成した中期計画(案)をフィリピン・ネグロス島の現地スタッフとワークショップ形式で共有しブラッシュアップしました 。

日本で行ったワークショップ(5/12)

新しく事務局スタッフを雇用し、事務局体制が大きく前進しています。新しく加わった事務局スタッフが中心となり、名簿管理ができるソフトを導入し、メールマガジンのリニューアル発行に着手しました。

これまでのスタディツアーの参加者やインターンなどに向けて情報を提供し、イカオ・アコのサポーターを増やしていきます。

当センターの役割は、会議に参加し第三者として意見を述べ、組織基盤強化に向けたアドバイスを行うことです。6月にフィリピン・ネグロス島まで現地視察に行ったことで、議論をすすめる上で共通の土台ができました。現地視察については、11ページで理事・事務局長の戸村が報告しています。

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さんぐりあ120号では、イカオ・アコをたくさん紹介していただきました。
戸村さん、村山さんどうもありがとうございました!

現地活動、各種事業を支え、ビジョン「日本人とフィリピン人が手を取り合って、持続可能な社会を創ることを実現する」を実現するため、イカオ・アコは引き続き組織基盤強化の取り組みに励んでまいります!