水源地での植林

水源涵養林とは

水源涵養林とは国有林の区分として林野庁が定めた保安林の区分で、主に水源を涵養する目的で保全されている森林の事です。森林が発達すると樹木の根が地面に深く入り、土壌の中に小さい穴がたくさんできます。雨が降ると、雨水の一部は葉や幹の表面に付着します、残りは幹をつたってゆっくりと土壌に届けられます。土壌に到着した水滴は、ある程度の量までは土壌の穴に吸収され、一時的に貯められたのち、徐々に地下水に排水されます。このため、森林が発達すると洪水がおこりにくく、水が枯れにくいのです。一方、森林が発達していない山地では、雨が降ると水滴が直接硬い土壌に当たるため、水滴が土壌を砕きます。また、水が土壌に吸収されず表面を流れていくため、その水圧で土壌が削られ土砂崩れが起きたり、洪水が起きたりします。さらに、土壌の中に水が貯められていないため、雨が降らない日が続くと、すぐに水不足がおこってしまいます。

水源涵養林の保全

上記のような、土壌の発達した豊かな森林を形成するには、長い年月がかかります。また、人工的に植林した多様性に欠ける植林地は、長い年月をかけて自然に発達した天然林よりも水源涵養の効果が低いです。そのため、水源地においては、伐採(皆伐)を防ぎ豊かな天然林を守っていくことが重要です。

フィリピンの森林

???????????????????????????????しかし、フィリピンの山間部では、子供の数が多く人口が増える傾向にあるため、生活のために森を伐り開かれています。森の木を伐って炭にし、開けたところを焼き払ってトウモロコシなどを栽培し、2,3度収穫するとその土地はやせてしまうので、別の土地へ移るという暮らしをしている人がいます。フィリピンでは、森林はすべて国のものとなっており、役人が監視することになっていますが、住民の生計がかかっているため、簡単には取り締まれないのが実情です。

イカオ・アコの取り組み

イカオ・アコは、山村において、政府から一定条件の元、林地の使用権を与えられた住民たちを組織し、彼らの土地に植林活動を行っています。イカオ・アコのモットーは、彼らの生計手段を確保しながら植林活動を進めることです。そのため、植林樹種は原生種のみではなく、その土地に適した数種類の果樹を混植しています。さらに、林床には、短期間で収入が得られるコーヒー、カカオ、バナナ、タロイモなどを植栽するアグロフォレストリーの手法を導入しています。

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