About us
イカオ・アコについて
イカオ・アコの活動のきっかけは、第二次世界大戦中、日本軍の通信部隊の小隊長として駐在していた土居潤一郎(どい・じゅんいちろう)さんの呼びかけがきっかけです。戦後日本に帰国した土居さんは、1960年代にネグロス島を再び訪問し、フィリピンに取り残された残留日本人の困窮した生活を目の当たりにして「なんとか力になりたい」と私財を投じて支援にあたられました。私たちは、その土居さんの意志を引き継ぎ、現地の人たちと手を取り合って、彼らにとっても意味のある活動をしていく。それが私たちの活動の根底にある思いです。
現在は、フィリピンのネグロス島とボホール島で、主に森林破壊に関する環境問題について実態を調査し、住民と協働しながら課題解決に取り組んでいます。持続可能な支援と生活を目指し、現地の人たちへの環境教育や収入向上のための活動などを行っています。
マングローブの植樹
イカオ・アコは現地の人々と協力しながら、様々な活動を行っています。
About Philippines
フィリピンってどんな国?
フィリピンは東南アジアに位置する、7,000以上の島々からなる島国です。公用語はフィリピン語と英語で、多様な民族・文化・言語が共存する多文化社会が特徴です。
スペインとアメリカの植民地支配の歴史があり、カトリックが広く信仰され、文化や日常生活にもその影響が色濃く残っています。
温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、観光業や農業が主要な産業です。青い海と白い砂浜、美しい山岳地帯やサンゴ礁が、世界中から多くの人々を惹きつけています。
活動地のご紹介
ネグロス島(ネグロス・オクシデンタル州)
イカオ・アコが長年活動を続けている場所のひとつ。かつてサトウキビ産業が栄えたこの地域は、豊かな自然と温かい人々に恵まれています。
現在は、森林の再生や環境教育、地域住民との協働による持続可能なまちづくりに取り組んでいます。日本の子どもたちへの環境教育や英語教育も好評です。
ボホール島(ボホール州)
フィリピン中部ビサヤ地方にある自然豊かな島で、美しい海やチョコレートヒルズなどの観光地で有名です。
温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、観光業や農業が主要な産業です。青い海と白い砂浜、美しい山岳地帯やサンゴ礁が、世界中から多くの人々を惹きつけています。
イカオ・アコでは、ゴミ問題の解消や安全な水の供給事業にも力を入れ、地域の人々とともに安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいます。
Information
団体概要
(日本人)
副理事長 鈴村 正典
理事 平松 元夫
理事 二角 智美
監事 久野 晃子
事務局長 木村 容子
日本事務所
住所 :〒460-0004 名古屋市中区新栄町2丁目3番地 YWCAビル7階
メール: ikawako.mangrove★gmail.com
メールをお送りの際は、★を@に変更してください
電話 : 050-6873-1521
フィリピン・ボホール事務所
担当 :Cham Grumo
住所 :2nd Flr., BOSS Bldg, MLGU, Ubay, Bohol, Philippines.
電話 :+63-997-964-1757
フィリピン・ネグロス事務所
Ikaw-Ako, Japan-Philippines Partnership for Environmental Protection
担当 :Mary Louis Tampepe
住所 :Sampagunita St. , Fortuna subdivision, Silay City, Neg. Occ, Philippines. 6116
電話 : +63-34-495-0231
(特活)名古屋NGOセンター、(特活)国際協力NGOセンター、日比NGO ネットワーク
イカオ・アコの歴史
沿革
団体設立から累計220万本の植林を達成
TOTO水環境基金「フィリピンで有機農業を広め、水源の森を守ろう!」のプロジェクトで、日本水大賞を受賞
日本でNPO法人に認定。フィリピン・ボホール島に現地事務所を設置。現地駐在インターンシップ制度を開始。
マングローブ林再生の功績が称えられ、当団体の代表と副代表が西ネグロス州バラリン村の名誉住民となる
フィリピン ネグロス島に1名以上の駐在員を配置。フィリピンに現地法人IKAW-AKO Japan-Negros Partnership for Environmental Protectionを設立
団体として西ネグロス州で環境活動(主にマングローブの植林)を開始
戦友の慰霊碑建設と残留日本人の支援を行っていた元将校の土居潤一郎氏が代表・後藤に声をかけ、フィリピン・ネグロス島を訪問
