Safe Water


安全な水の供給

いま、現地で起こっていること

ボホール島の離島や山岳地帯では、住民が遠くの給水所まで水を買い出しに行かなければなりません。金銭的に余裕のない住民は、海水混じりの水や汚れた水を使っています。学校には手洗い場がなく、仮にあっても蛇口から水が出ないことが多いです。このような不衛生な環境のため、子どもの感染症が蔓延しています。

現在の活動

地域の水質調査を行い、地域や学校に雨水貯水タンクを建設しています。また、学校には手洗い場を設置し、子どもたちには手洗いの仕方など衛生教育を実施しています。住民への啓発活動としてポスターを配布し、学校関係者や地域住民には設備のメンテナンスの指導も行っています。

雨水貯水タンク

わたしたちの目指す未来

毎年、3つの地域(学校)で給水システムを整備することで、住民は安全な水を手に入れられるようになり、衛生教育の徹底により水系感染症が大幅に減少します。これにより、子どもの健康状態が改善されます。また、水供給システムの建設に関しては、民間主導で取り組む体制が構築されています。